Archive for the ‘最新情報’ Category
柴三郎プログラム事業成果報告会が無事終了しました
平成29年2月14日(火)熊本大学臨床医学教育研究センター1F奥窪記念ホールにて、これまでの4年半の総括といたしまして、柴三郎プログラムの事業成果報告会を開催いたしました。
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開催に先立ちまして、柴三郎プログラム運営委員長の西村泰治 生命科学研究部長より開会の挨拶が行われ、引き続きまして、文部科学省高等教育局医学教育課の赤石 亘係長による特別講演が「基礎研究医養成プログラムの総括と今後について」と題して、お話しいただきました。
次に、柴三郎プログラム運営委員の富澤一仁より、4年半にわたる柴三郎プログラムの事業内容および活動報告が行われました。これまでの活動の成果が、これからやっと現れる段階でまだまだ発展途上ではあり、今後とも継続してこの教育活動をして行かなければならないという報告がありました。
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学生の活動の様子につきまして、このあと報告を行いました。柴三郎Jr.の発掘プログラム、プレ柴三郎プログラム、柴三郎プログラム学生を代表し各1名ずつ、本事業に参加してきた学生の活動報告を行っていただきました。
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次に、「基礎研究医養成のための今後の展望について」をテーマに外部評価委員、柴三郎プログラム運営委員、柴三郎プログラム学生によるパネルディスカッションを開催いたしました。パネラーの意見を参考に、今後の教育活動の更なる進展が期待できればと思います。
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最後に、竹屋元裕 副学長による閉会の挨拶にて終了となりました。竹屋 副学長におかれましては、柴三郎プログラム開設当初より温かく見守っていただきましたので、お話しをお聞きいたしまして、大変感慨深いものがございました。
この度は、皆さんのご参加・ご協力のほど、誠にありがとうございました。来年度以降も、柴三郎プログラムは継続いたします。今後共、宜しくお願い申し上げます。
平成29年度 プレ柴三郎プログラム学生を募集いたします
柴三郎プログラム公式ホームページのTOPページ上段にある募集要項のページに、平成29年度プレ柴三郎プログラム(先取履修生)募集要項を掲載致しました。出願期間および出願書類は以下の通りです。よろしくお願いいたします。
1.出願期間:平成29年1月30日(月)~2月3日(金)16時必着
2.出願手続:熊本大学生命科学系事務課 医学事務チーム教務担当
3.出願書類:①先取履修願(出願様式)、②履歴書(①の裏面)
※両面印刷にて出力し、必要事項記載のうえ提出願います。
出願書類の様式は、ダウンロードのページにて掲載致しております。
よろしくお願いいたします。
柴三郎プログラム:熊本発 基礎研究医養成 事業成果報告会を開催します
平成24年度に文部科学省にて採択されました、「柴三郎プログラム」は今年度で5年目を迎えます。本年3月にて文部科学省からの補助事業が終了し、次年度以降からは大学独自で運用していく予定となっております。それに先立ちまして、これまでの事業の進捗状況や今後の課題について議論していただくために、事業成果報告会を開催いたします。
文部科学省高等教育局医学教育課 赤石 亘 係長による特別講演、柴三郎Jr.の発掘プログラム、プレ柴三郎プログラム、柴三郎プログラム学生による活動報告、ならびに外部評価委員の皆様によるパネルディスカッションを予定しております。
皆様のご来場、お待ちしております。(参加費無料、事前申し込み不要)
開催日時:2017年2月14日(火)14時~16時35分
開催場所:熊本大学本荘キャンパス臨床医学教育研究センター1F奥窪記念ホール
※プログラム※
開会の挨拶(14:00〜14:05)
西村 泰治(大学院生命科学研究部長/大学院医学教育部長)
特別講演「基礎研究医養成プログラムの総括と今後について」(14:05〜14:30)
赤石 亘(文部科学省高等教育局医学教育課 係長)
柴三郎プログラム事業報告(14:30〜14:50)
富澤 一仁(柴三郎プログラム運営委員)
学生の活動の様子について(14:50〜15:20)
郷司 ルナ(真和高校2年、柴三郎Jr.の発掘プログラム生)
永芳 友 (医学部医学科6年、平成28年度 プレ柴三郎プログラム学生)
増田 翔太(平成28年度 柴三郎プログラム学生4年生)
~ 休憩 ~ (15:20〜15:30)
基礎研究医養成に関するパネルディスカッション(16:00〜17:00)
「基礎研究医養成のための今後の展望について」
西川 伸一(AASJ代表理事、京都大学名誉教授)
谷 憲三朗(東京大学 医科学研究所 教授)
狩野 光伸(岡山大学 大学院医歯薬学総合研究科 教授)
安東由喜雄(熊本大学 大学院生命科学研究部 教授 / 医学科長)
江良 択実(熊本大学 発生医学研究所 教授)
プログラム生(柴三郎Jr.の発掘、プレ柴三郎学生、柴三郎プログラム学生)
閉会の挨拶(16:30〜16:35)
竹屋元裕(熊本大学 副学長)
— 事業成果報告会 開催案内チラシ —
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プレ柴三郎研究発表会のエントリー募集を開始しました
平成29年3月13日(月)14時半より、熊本大学本荘キャンパス臨床医学教育研究センター1F奥窪記念ホールにおいて、平成28年度プレ柴三郎研究発表会を開催いたします!
~ 応募資格~
医学部医学科に在籍し、各分野で放課後や休日に研究を実践している学生。(3年生の時に基礎演習でのみ研究を実践した学生、および本発表会においてS-R1グランプリでの受賞経験者は応募できません。 ※S-R1とは、Shibasaburo-Reseach という意味です。
~エントリーについて~
1)所属分野、氏名、学年、連絡先(メールアドレスおよび携帯番号)を記入の上、柴三郎プログラム事務局(info@shibasaburo-kumamoto.jp)までメールにて申請して下さい。
エントリー締切:平成29年2月3日(金)午後4時まで
2)抄録書類については、柴三郎HPの「募集要項」ページよりダウンロードのうえ、必要事項を入力の上、事務局までメールにて提出すること。
抄録提出期限:平成29年3月10日(金)正午まで
※エントリーされる学生は必ず、柴三郎プログラム事務局のメールが受信できるよう、 事前に設定されますよう宜しくお願いいたします。
柴三郎プログラム事務局 info@shibasaburo-kumamoto.jp
~発表会について~
1)日時:平成29年3月13日(月)午後2時30分〜午後5時30分
(開始時間はエントリー数が多い場合は早まる恐れがあります)
2)場所:臨床医学教育研究センター1階 奥窪記念ホール
3)発表時間:10分程度
4)質疑応答:5分程度
5)発表形式:プロジェクター・PCを用いた口演
6)審査委員が発表内容、プレゼン能力、質疑応答、将来性などについて審査を行い、各賞(S-R1グランプリ、S-R1賞、グッドプレゼン賞、Future賞)の受賞者を決定する。
臨床病態解析学分野のラボツアーが終了しました
10月より開始いたしました医学部医学科1年生のためのラボツアー。今年最後の訪問は、本荘地区北キャンパス内の臨床病態解析学分野、松井研究室です。
まず始めに、白血病発症のメカニズムについてご説明頂いたのち、次世代シーケンサーを用いた低頻度遺伝子変異の同定について、固形がんの転移・再発メカニズムについて、お話しいただきました。
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松井研究室では、遺伝性血液腫瘍の原因遺伝子について研究をされております。また、固形がんについて、転移・再発の原因となる希少な癌細胞集団を探るというアプローチから、新たな診断・治療法の開発を目指しておられます。
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次に、白血病や頭頚部癌の細胞を観察させて頂いたのち、本学附属病院の中でさまざまな検査を担う中央検査部へ入り、検査部内の説明を受けました。お世話になりました臨床病態解析学分野の皆様方、ありがとうございました!
今回のラボツアーが今年最後となります。ご協力いただきました各研究室の皆様方、本当にありがとうございました!
平成29年度 熊本大学医学部附属病院群合同説明会を開催します
熊大病院群卒後臨床研修プログラムにマッチングした方へ、平成28年12月4日(日)に標記説明会を開催します。この説明会では、研修医採用予定者向けに、柴三郎プログラムについてもご説明する機会を設けさせて頂いております。皆様のご参加をお待ちしております。
日 時:平成28年12月4日(日)13:00~ (3時間程度予定)
場 所: 熊本大学医学総合研究棟3階 講習室
内 容:
熊本大学医学部附属病院総合臨床研修センター長 挨拶
(熊本大学医学部附属病院総合臨床研修センター長 向山 政志)
説明会の概要及び資料の説明
(熊本大学医学部附属病院総合臨床研修センター副センター長 石河 隆敏)
熊大病院における救急研修の説明
(熊本大学医学部附属病院救急・総合診療部 金子 唯 講師)
柴三郎プログラム説明
(熊本大学大学院生命科学研究部 富澤 一仁 教授)
各施設による特徴及び研修内容の紹介
各ブースでの説明・質疑応答
平成28年度 医学科学生研究活動支援制度(後期分)の募集について
各分野で研究を実践している医学科学生で柴三郎プログラムに興味を持ち、将来医学研究医を目指している学生に対し、学会発表や共同研究機関での共同研究実施などに係る旅費・滞在費ならびに論文発表に係る英語校正費を支援致します。
詳細につきましては、募集要項をお読み下さい。なお、申請書につきましては本HPトップ「ダウンロード」ページに掲載しておりますので、適宜お取り寄せ願います。
なお、申請につきましては、あらかじめ学会発表および共同研究出発予定日の2週間前までに、柴三郎プログラムへ申請書の提出をお願い致します。何卒、よろしくお願い致します。
第11回柴三郎プログラムセミナーが無事終了しました
今回は、IRCMS教授であり、シンガポール国立大学准教授でもある大里先生をお招きし、熊本と血液学の関係や、なぜ白血病研究を行うようになったのか、といった内容をご紹介いただきながら御講演いただきました。
大里先生は、熊大大学院時代より一貫して白血病研究を継続しておられます。熊本は現在輸血事業を担当している日赤の前身である博愛社の生まれた街であることもあり、昔から血液学にはゆかりの深い土地柄と思われるとのこと。
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また、大里先生の出身地が、白血病患者の多い地域であったこともあり、自分は病気を治すことで社会的偏見も取り除くことが出来れば、との強い想いがあり、白血病研究を行う選択をされました。
「大学院に進学し一時期研究を体験することは、臨床にすすむとしても全く無駄にはならない。論文を書いたり、研究発表をしたりという経験を一度はやってみてはどうか?思わぬ成功体験に出くわし、それまで気付いていなかった自分の可能性に気付くかもしれません。」との、お話でした。
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大里先生は、シンガポールでも柴三郎プログラムのように大学院に進学した医学科学生に奨学金を付与し、基礎研究医を育てるための人材育成を行っておられます。今後、このような学生と本学学生が交流できるようになると良いですね。
大里先生、御講演いただきましてありがとうございました。
次回の柴三郎プログラムセミナーも、お楽しみに!
第11回柴三郎プログラムセミナーを開催いたします
以下の日程において、「第11回柴三郎プログラムセミナー」が開催されます。今回は、本学の国際先端医学研究機構の大里教授にご講演いただきます。大里先生は、シンガポール国立大学にも研究室をお持ちで、シンガポールと熊本の双方にて研究活動を行っておられます。
本セミナーでは特に熊本と血液学・レトロウイルス学との関係に重点をおいてご教示いただきます。皆さん、お楽しみに!
開催日時:平成28年11月4日(金)17:00~18:30
開催場所:熊本大学臨床医学教育センター1階 奥窪記念ホール
参加対象者:本学医学科学生、大学院生、教員
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医学科1年生のためのラボツアーが始まりました
医学部医学科1年生のためのラボツアーがスタートいたしました。今回は、本荘地区南キャンパス内の発生医学研究所にて研究室を構えております、幹細胞誘導分野へ訪問いたしました。
最初に、iPS細胞の原料となる繊維芽細胞と実際に作製されたiPS細胞を顕微鏡でみせていただきました。そのあと、江良研究室にて研究中の主な内容について、お話しいただきました。
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今回は、「難治性疾患に対するiPSによる新薬の開発について」を中心に、ご説明いただきました。まずは、疾病となる細胞の採取から必要なのだが、症例そのものが少ない患者から細胞を採取することは厳しい。その代わりに患者の血液を少量採取し、その中から患者のiPS細胞を取り出し疾患細胞を作製することで、疾病の原因・病態を解明し、治療薬を開発することができるとのこと。
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江良先生は、元々は臨床に10年ほど携わっておられたのですが、その間にたくさんの患者さんが亡くなっていくのを目にし、医師として歯痒さがあり、そこから研究する道が開けたそうです。「臨床をやればやるほど、基礎が大事だと言うことが分かると思う。研究を始めるなら若いうちから始めるべきだし、研究を始めると自然と多くの論文も読むようになるので勉強になった。初めて発見した時のことは今でも忘れられず、毎日が試行錯誤で楽しかった。」と、これまでの経験を語っていただきました。
ご協力頂きました幹細胞誘導分野の皆様方、お世話になりました!
今年のラボツアーはこれより1月末を目途に、順次開催いたします。参加希望を出していた医学科学生の今後の参考になれば幸いです。
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