第5回柴三郎プログラムセミナーが無事終了しました
2014-01-22
今回は、岡山大学からアメリカのロックフェラー大学大学院に進学され、現在はイェール大学にてポスドクとして研究を継続しておられます、佐伯恭範(さえき やすのり)先生をお招きし、お話し頂きました。
医師国家試験に合格し学部を卒業したのち、卒後臨床研修に進まないで、海外の大学院に進学し、研究を続けられているとのこと。学部時代には昼休みや放課後を利用して研究を6年生の夏まで続け、その後に医師国家試験対策を行ったとのことで、勉強と研究の両立を図られたようです。
先生のお言葉の中で、「医師国家試験をパスしていれば、医者にはいつでも戻れる。研究を継続することの方が面白いので、今は出来るだけ研究を続けたい。」とおっしゃられていたのが、印象に残りました。
佐伯先生のような進路もある、ということを今回初めて知った学生にとっては、目からウロコな話題ではなかったでしょうか。基礎医学研究を続けるにあたっての進路の選択肢は、いくつかあるのかも知れませんね。本学医学生の皆さんの今後の進路選択の一助となれれば幸いです。
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