プログラム詳細

1.柴三郎Jr.の発掘

医学研究に興味のある熊本県内の高校生を対象として、大学の研究室レベルの医学・生命科学研究を直接指導します。「発生・再生医学研究」、「癌などの病気の原因遺伝子探索研究」や「遺伝子改変マウスの作製や病気モデル動物作製」などの最先端医学研究に触れていただけます。

柴三郎Jr.の発掘プログラムは、時間割のような見学プログラムがあるわけではありませんので、放課後や休日を利用して参加が可能です。
なお、遠隔地に居住の方は夏休みなどを利用して本プログラムにご参加いただけます。 

柴三郎Jr.発掘プログラムへ参加をご希望の方は、本項末尾の申請フォームから直接お申し込みください。後日、事務局よりご連絡いたします。

お申し込み後の面談時に「志望分野」や「研究したい具体的な内容」を伺い、該当する研究室とのマッチングを行います。それぞれの希望する研究室に配属された後は、実験手技の見学および指導を受けたのち、研究を開始していただきます。将来は独自の研究を行い発表ができるようになっていただければ幸いです。

以上のように、本プログラムでは、基礎医学研究に早期に触れてもらうことにより、研究マインドを芽生えさせ、将来、基礎医学研究者を目指す人材を発掘し育成いたします。

研究がまとまりますと、実際に学会発表や論文発表を行うことも可能です。学会発表に関わる経費(国内での交通費、宿泊費等)や論文発表に関わる経費(英文校正費)については経済的支援を行っています。(柴三郎プログラム基金 教育活動支援制度)

→医学教育部の研究室(講座一覧)はこちらから
https://www.medphas.kumamoto-u.ac.jp/medgrad/departments/

→柴三郎Jr.発掘プログラムへのお申し込みはこちらから

https://www.shibasaburo-kumamoto.jp/mail/

研究者を志す方、医学研究に興味のある皆さまからのご応募をお待ちしています。


 

2.プレ柴三郎プログラム(先取履修生)

プレ柴三郎プログラムは、本学医学部医学科の学生を対象としたコースです。本コースでは、医学部に在籍しながら大学院の単位を修得し、医学・生命科学における解決すべき問題(研究テーマ)について深く追求することができます。

プレ柴三郎プログラムの特徴

① 基礎演習の充実:学部3年次に、基礎研究を実践する演習科目(基礎演習)がありますが、その後に研究を継続したい4年次以上の学部生をプレ柴三郎コースの対象としています。医学部の研究室だけでなく発生医学研究所や、ヒトレトロウイルス学共同研究センターなどの各研究室にも配属され、最先端の基礎医学研究を実践し、研究に必要な科学的思考能力、基本的研究手技を習得します。

② 先取履修:学部4年次から先取履修生として大学院の講義を早期に履修することができます。修得した単位は大学院に進学した際に単位として認定されます。授業料は一切かかりません。(先取履修の履修上限単位数は10単位/年 まで)

 ※大学院講義は、自宅などでお好きな時間にe-ラーニングで受講できます。

③ 教育活動支援:研究成果について学会発表や論文発表を行う場合は、必要経費を支援します。
(柴三郎プログラム基金 教育活動支援制度)

→プレ柴三郎プログラム(先取履修生)募集要項はこちらから

→柴三郎プログラム基金 教育活動支援制度 募集要項はこちらから

 

3.柴三郎プログラム

  • 卒後臨床研修と大学院の両立:大学院での研究・修学と卒後臨床研修(前期)を並行して行うことができます。
  • 豊富な研修プログラムと研修病院:熊本大学病院群卒後臨床研修プログラムのすべてのプログラムを選択することができます。また同研修プログラムに参加している、すべての施設での研修が可能です
  • 経済的支援:1,2年次を対象として、柴三郎プログラム奨学制度を設けています。
    申請の後、選考により採用が決定した場合は、授業料相等額の奨学金の支給を受けられます。
  • すべての大学院コースに対応:一般コース以外に「感染症およびエイズの克服を目指した先端研究者育成コース」、「発生・再生医学研究者育成コース」、「代謝・循環情報医学エキスパート育成コース」、「健康長寿の延伸を目指した研究者養成コース」ならびに「研修医・大学院一体型がん専門博士養成コース」を選択できます。

インターネットを利用したe-ラーニングで講義を受講し、単位を修得することが可能です。遠隔地で臨床研修を受けていても、必要な単位を無理なく修得できます。 

 (→入試に関することは、こちらからご覧ください。)

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